4 校長・学年主任・実行委員長の言葉
我慢が肝心! 校長 宇野 聡規 江南中学校では、1年生のスキー教室、2年生の林間学校、3年生の修学旅行と各学年で年1回の宿泊体 験学習があります。宿泊体験学習の目的は、それぞれの目的地や体験内容によって多少異なりますが、「集 団活動や集団生活を通して、相互理解を深め、協力性や思いやりの心などを育む」という目的は共通です。 「さむさなんて吹き飛ばせ 101人の hot な絆~雪のキャンパスに思い出描こう~」というスローガンの下、 協力性や思いやりの心を今以上に伸ばしてほしいと思います。 ところで、集団活動や集団生活では個人での活動に比べ制約や制限が増えてきます。誰もが集団での活 動や生活を楽しむとともに安心・安全な生活をするためには、一人一人が少しずつの我慢をすることが不可 欠なのです。そして、その我慢が困っている人や手助けを必要としている人に対しての思いやりにつながるの です。ことにつながるからです。そして、この「認め・考慮し・行動する」ことこそが、仲間の大切さを感じる源に なるのです。 人を大切にする集団は、必ず多くの人に支えられ、愛され、尊敬されます。そんな集団となれるよう、スキー 林間学校を通して、その一歩を着実に踏み出してください。そして、新たな自分を発見し、さらに自分を好きに なれることを願っています。 スキー教室に向けて 教頭 今村 美己 中学生になって10ヶ月が過ぎました。そしてあと2ヶ月足らずで先輩となります。 みなさんは、入学してからどのくらい成長できたでしょうか。小学6年生の頃と比べ、どんな力が身についた でしょうか。体育祭や江中祭、日々の係や委員会活動、清掃・給食などの当番活動、部活動・・・。勉強や友 達関係など、みなさんはたくさんの経験を積んで大人になる準備をしてきました。そして、スキー林間の目的 は、集団宿泊学習を通して、みなさんが今身に付けなければならないことがきちんと身についたかどうかを確 認し、また次に生かすための課題を見つけることだと思っています。 任され仕事に責任を持ち、みんなで仲良く協力して、お互いを認め合いながら、ケガなく安全に行ってくるこ とを願っています。 「さむい冬に、hotなチャレンジを!」 学年主任 利根 鍛 生活スタイルが多様化して、冬の余暇の楽しみ方もいろいろな形があるようですが、間違いなくスキーはウ インタースポーツの代名詞。スキーの基本が押さえてあると、将来スノーボード等、別のスポーツをするときに も上達が早いです。未知のスポーツへの不安もあるかもしれませんが「なんでもチャレンジ!」。インストラクタ ーの方々の指導をよく見て、そして聞いて、積極的にやって見てください。レッスンの後半にはきっと「上達し たぞ!」という手応えが感じられるはずです。 そして、スキー林間学校の最も大きな狙いは、「リーダーを中心に生徒自らが動けるようになること」と言うこ とです。3年生の修学旅行が宿泊行事の集大成ですが、そこに向けて実行委員はもちろん、一人一人が自分 の役割をしっかりと果たしましょう。(自分や仲間さえ良ければという発想ではなく、参加者全員が楽しい時間 を共有できるようにする。そのために行動してください。 ”101人のhotな絆!”。これを是非実現しましょう。 スキー林間で学べること 実行委員長 千野 拓道 この1年の集大成と言ってもよい行事がスキー林間。今までの行事とはひと味違います。宿泊学習というこ ともあり、みんなで協力したり、助け合ったりすることが多いと思います。 スキーが思い通りに滑れなくて自分が嫌になったり、滑れる人が調子に乗りすぎて勝手な行動をしてしまっ たり・・・。そんなときこそ学年目標を思い出してください。私たちは「心あたたか」な赤学年であることを。みん なが楽しく、そして安全に過ごせるように、お互い支え合い、励まし合っていきましょう。5 思い出アルバム