スローガン
動植物とふれ合い、命のありがたさ、自然の大切さを学ぼう!
1 期 日 平成25年7月12日(金)
2 場 所 埼玉県立総合教育センター江南支所
3 実施内容
稲作・園芸・飼育・緑化・バイオより午前・午後を通して2講座選択
4 校長・学年主任・実行委員長の言葉
第1学年農業体験に向けて 校長 大河原 宏
1年生で農業体験を行うのは江南中学校の独自の取り組みで、何年も続く伝統である行事です。この体験の目的は、
①動植物とのふれあいを通して、自然を守ることと農業の大切さを理解する。
②食農教育の大切さを理解する。
③農作業の体験を通して、働くことの意味を理解する。
となっています。今、日本の農業は後継者が少なく危機感を覚えています。そんななか、若い人の進出も見られるようになってきていますが、新規就業者は少ないのが現状です。しかし、江南中学校区には豊かな自然と肥沃な農地があり、県の「総合教育センター江南支所」も設置されています。また平成27年度には埼玉県立農業大学校が隣接施設として開校します。限られた学校しか体験できない充実した施設の中で、江南中の1年生が4グループに分かれ、稲作・園芸・飼育・緑化・バイオの一部分を体験し学習しますが、少しでも農業に対する興味・関心が高まればと願っています。暑さも予測されます。対応することも農業体験の一部です。健康に留意してがんばりましょう。
チームワークの第一歩 学年主任 山崎 千晴
これまで、実行委員を中心に農業体験学習の準備をがんばってきてくれました。実行委員のパワーはすばらしいものがあります。この「しおり」も実行委員が、わかりやすいものにしようと一生懸命作ってくれました。感謝します。私は、このはじめての校外学習である農業体験学習を通して、農業について知ることや働くことの意味を理解することはもちろんのこと、江南中学校赤学年が協力しあって一つにまとまることを期待しています。そして10月「江中祭(合唱コンクール)」、1月「スキー林間学校」の成功への足がかりとなってくれたら嬉しいです。そのためには、受け身の学習ではなく、率先して自分から学ぼうとする意欲を持つことが大切です。この体験から多くを学び、自分も学年も成長させていきましょう。
農業体験に向けて 実行委員長 水野 皐太
今日は自分が選んだコースに分かれ、指導者の方の話をよく聞き、迷惑をかけないように気を付けましょう。そして、仕事をすることの大切さ、大変さを実感し、怪我のないよう頑張りましょう。これが1年生だけでは初めての学校行事です。遊びではありません。注意されることのないようにしてください。そして、みんなが笑顔で帰宅し、保護者の人に「楽しかった」、「勉強になった」と伝えられると良いと思います。私たちの代で農業体験が最後になってしまうようなことがあってはいけません。周りの人に迷惑をかけず、自分の仕事をしっかり行いましょう。みんねで協力し、ルールを守って充実した内容の濃い1日にしましょう。
5 生徒感想
・バイオではどのように培養をするのかを知りました。また僕たちが食べている物も培養されていることを知り驚き
ました。白衣を着ての講義は博士になった気分でした。(男子)
・飼育では、動物の命の大切さが分かった。2年しか生きていないのに、牛は出荷されてしまうことを聞いてとても
かわいそうと思った。雄が肉になって、雌が牛乳になるそうだ。だから支所の人は「雌に生まれれば殺されずにす
んだのにな」と言っていた。食べ物は大切にする!(女子)
・稲作を体験して学んだことは大変さです。昔の人はこうやっていたんだと知りました。古代米は昔お金に使われて
いたことにもびっくりしました。古代米を食べるのが楽しみです。(女子)
6 思い出アルバム